医薬品・医療機器メーカー様向け 滋賀大学データサイエンス人材育成プログラム
-
01概要
医薬・医療機器系企業対象に、データサイエンス人材育成プログラムを滋賀大学が主催となり、 NPO法人関⻄健康・医療学術連絡会が後援、関⻄医薬品協会が協力、富士通株式会社 が事務局として開催します。(2019年度 田辺三菱製薬様向けに試験実施)
-
02プログラム修了後に期待する人材像
- 製薬/医療機器系企業活動のデータを活用・解析し、基礎的な知識と技術を習得
- 課題解決や新規ビジネスの立ち上げにデータドリブンの視点から判断ができる人材
人材像の例
- マーケットを見据えることのできる研究・開発部員
- データ駆動型次世代MR
- スマートファクトリーを推進する工場スタッフ
- 社会課題から新規事業を開拓できる企画部員
- 会社を活性化する施策を科学的に立案できる人事社員
- データサイエンティストと各部署を橋渡するキーパーソン 等
-
03想定されるご参加者の要件
- お手持ちのデータや公開されたデータを解析して、業務やビジネスに活用したい方
- 多様な切り口で解析を行ったり、評価結果をより正しく判断したい方
- 新規事業開発にデータを活用する意欲がある方
- 企業や社会のデジタルトランスフォーメーションを推進しようとお考えの方
- 基礎的な統計学(要約統計量や回帰分析等をExcel等で解析した経験)の知識や、パソコンの操作が苦にならない方
-
04ハンズオントレーニングの概要
- 理論とツールを同時に学ぶことで、すぐに実践できるスキルを身に着ける
- 使用言語はR※(RStudio)※データ解析・統計プログラミングとして開発された言語
-
05滋賀大学データサイエンス学部のご紹介
2017年4⽉に⽇本初のデータサイエンス学部を設⽴。学部教育では、統計学及び情報科学を基礎とした確実なデータ分析⼒に加えて、社会や企業の直⾯する課題を発⾒し、データを通じて解決へ導く構想⼒を持つ独り⽴ちレベルの⼈材の育成を⽬指す。また、2019年4⽉に修⼠課程を、2020年4⽉に博⼠後期課程をそれぞれ早期設置し、多くの企業からの院⽣を受け⼊れ、課題発⾒・データ取得・前処理・モデル選択・分析結果の解釈・意思決定という⼀連の過程を⼀気通貫に遂⾏できる棟梁レベルの⼈材育成を⽬指す。
https://www.ds.shiga-u.ac.jp/ハンズオントレーニング講師紹介
佐藤健⼀: データサイエンス教育研究センター教授
主に統計的データ解析を⽤いた分野横断的な共同研究に携わる。杉本知之: データサイエンス研究科教授
主に医学統計学,数理統計学,機械学習の研究と教育に携わる。 -
06ハンズオントレーニング項目案(変更になる可能性がございます)
日程 目標 トレーニング内容等 2020/9/29
13:30-16:30交流会 Rのセットアップと操作ガイダンス 2020/10/13
13:30-16:30数値予測を出来るようになろう 多次元データの回帰分析と結果の可視化 2020/10/27
13:30-16:302値(Y,N)の確率を予測しよう 2値データの回帰分析と要因の組合わせ 2020/11/10
13:30-16:30データのイレギュラーに対応しよう 外れ値への対応とノンパラメトリック回帰 2020/11/24
13:30-16:30データの特徴を要約・⾒える化しよう 多次元データの次元圧縮・クラスタリング 2020/12/8
13:30-16:302値(Y,N)の予測の精度を吟味しよう 精度を基にした判別ルートと分類⽊ 2021/1/12
13:30-16:30テキスト情報の取り扱いと活⽤をしよう 統計的テキスト解析 2021/2/9
13:30-16:30正解のない⼤きなデータセットから類似事象の探索と分類をしよう 教師なし機械学習 2021/2/24
13:30-16:30正解がある⼤きなデータセットから特徴量の探索と数値を予測しよう 教師あり機械学習 2021/3/9
13:30-16:30交流会 自社データにもとづく解析発表兼相談会